日本各地で、様々なジャンルの人たちによって日本の森の木を活用するためのたくさんのアクションが実施されています。
森を持たず、昔から地域材に支えられてきた家具産地大川もセンダンの植樹活動をはじめ、国産材の活用に積極的に取り組んでいます。
日本の森のために、これから先、日本の木をどう活用したら良いか、それぞれの立場で、それぞれの役割の中で、今何に向かってアクションすべきか、そのヒントを見つけるためのサミットです。
10:30~開会のあいさつ
11:00~セミナー
THEME
家具・内装用木材の国産材への転換に向けて~国産の未活用広葉樹材の加工・利用技術開発~
杉山 真樹
13:00~基調講演
THEME
空間設計から家具まで、国産広葉樹活用の可能性
芦沢 啓治
14:45~トークセッション
THEME
「未来へ繋ぐ人と森と家具」~センダンが育む地域と循環~
嶋沢 和幸
若本 秀則
坂田 里恵
田中 智範
15:45~パネルディスカッション
THEME
みんなでモリアゲ!国産広葉樹活用の未来
モデレーター
長野 麻子
コメンテーター
芦沢 啓治
荒井 美知夫
加藤 洋
中村 展章
早坂 直樹
堀 泰
森田 英友
17:30~交流会
パネルディスカッションに参加された方は、事前申込み不要で参加できる交流会です。
お気軽にご参加ください。
※定員に達し次第、受付終了とさせていただきますのでご了承ください。
KEIJI ASHIZAWA DESIGN
芦沢 啓治Ashizawa Keiji
1973年東京生まれ。2005年より「芦沢啓治建築設計事務所」主宰。「正直なデザイン/Honest Design」をモットーに、クラフトを重視しながら建築、インテリア、家具などトータルにデザイン。国内外の建築やインテリアプロジェクト、Karimoku Case、ARIAKE、KOKUYOなど家具メーカーとの仕事を手掛ける他、国内外デザイン賞の審査員も務める。
株式会社モリアゲ 代表
長野 麻子Nagano Asako
愛知県安城市生まれ。1994年に農林水産省に入省。2018年から3年間林野庁木材利用課長として「ウッド・チェンジ」を各地で叫び続ける。豊かな森を次代につなぐことを勝手に天命と感じ、2022年6月に早期退職。同年8月に日本の森を盛り上げる株式会社モリアゲを設立し、森林業コンサルタントとして全国の森をモリアゲ中。
プラス株式会社ファニチャーカンパニーマーケティング本部長
荒井 美知夫Arai Michio
1990年プラス株式会社入社
オフィス環境事業本部東京支店配属
以来一貫してオフィス家具営業
2015年総合企画室マーケティング部長に就任
2017年より現職
オフィス家具事業のマーケティング戦略・商品戦略に携わる
カリモク家具株式会社 取締役副社長
加藤 洋Kato Hiroshi
1966年愛知県生まれ。カリモク家具株式会社 取締役副社長。購買・調達管理だけでなく、製造やデザイン開発まで管掌し、「Karimoku New Standard」(カリモクニュースタンダード)、「Karimoku Case」(カリモクケース)、「MAS」(マス)の各ブランドを統括。特に購買・資材調達の分野においては、社会と暮らしをより豊かで幸せなものとするべく、サスティナビリティに配慮した木材調達や、多様性に富む日本の自然条件が育んだ個性豊かな国内未利用材の積極的な活用に取り組み続けている。
福岡県八女森林組合
坂田 里恵Sakata Rie
福岡県八女森林組合森林整備課課長
両親が林業を営んでいたこともあり高校卒業後森林組合に入社。子ども3人を育てながら31年勤務。組合では造林補助事業と荒廃森林環境税などを担当している。楽しみは友人と子ども達をうちに招いて八女の山を眺めながらのBBQは最高。この八女の魅力ある森林を林業を活かしていきたい。
鳥取県東部森林組合
嶋沢 和幸Shimazawa Kazuyuki
鳥取県東部森林組合代表理事組合長
鳥取県鳥取市生まれ。1976年鳥取県に入庁。
農林資産部次長、森林・林業振興局長を歴任。
2014年3月退職。同年6月鳥取県造林公社理事長。
2016年3月鳥取県東部森林組合代表理事組合長及び2021年6月鳥取県森林組合連合会代表理事会長を務めている。
国立研究開発法人森林研究・整備機構 森林総合研究所木材加工・特性研究領域 チーム長(特性評価担当)
杉山 真樹Sugiyama Masaki
1995年京都大学大学院農学研究科修士課程修了。博士(農学)、技術士(森林)。1997年林野庁森林総合研究所入所、2013年より現職。専門分野は木材物理学・木質居住環境学。木材および木質空間の快適性に関する研究、国内における家具・内装用木材の流通・利用に関する研究に従事。三重大学大学院 生物資源学研究科 資源循環学専攻 連携准教授を併任。
株式会社中村製材所 代表取締役
中村 展章Nakamura Nobuaki
1950年創業の中村製材所3代目。
大川木材事業協同組合副理事、諸富家具振興協同組合理事。
学校の机・椅子の木質化をはじめ、木材の地産地消の取組みや都市建築(非住宅)の木質化に注力するなど木材をとおしたSDGsを推進し、特に今年は地方の森林との結びつきを強め地方創生に力を入れている。
農林水産省林野庁 林政部木材利用課 課長補佐(合法伐採木材利用推進担当)
早坂 直樹Hayasaka Naoki
2006年北海道大学農学部森林科学科造林学研究室卒業後、林野庁森林整備部整備課企画係、2015年外務省在シアトル総領事館経済・広報文化班 領事、2018年内閣官房オリンピック・パラリンピック事務局 参事官補佐、2020年大臣官房国際部国際連合班 課長補佐、2021年林野庁森林整備部計画課海外林業協力室海外企画班 課長補佐を経て、2024年4月より現職に至る。
諸塚村林業研究グループ会議会長宮崎県林業研究グループ事務局長
堀 泰Hori Yasushi
耳川広域森林組合で作業班長として働く傍ら、堀産業forestの代表として杉コンテナ苗、センダン苗の生産にも取り組んでいる。
諸塚村林業研究グループ会議前会長
若本 秀則Wakamoto Hidenori
若本造園(わかもとぞうえん)代表
造園業・自伐林家・山行苗木・コンテナ杉苗木・センダンコンテナ・センダン苗木生産販売
平成11年より家業である林業、造園業で働きはじめ、平成25年に若本造園代表。平成30年に諸塚村林業研究グループに入り、諸塚林研会長、県林研事務局長、諸塚林研会長、県林研副会長、令和6年5月より宮崎県指導林家を務めている。
福岡・大川家具工業会地域材開発部会 部会長
手作り家具工房日本の匠株式会社 代表取締役
森田 英友Morita Hidetomo
2007年にDtoCモデルの手作り家具工房 日本の匠(株)を創業。2018年に田中前部会長からのセンダンを植樹しない?の一声に未来を抱き地域材開発部会メンバー入り。以降、山の魅力と山の人たち、そしてそれらに関わる全てのモノコトに魅力に巻き込まれて日々現部会長として国産材の開発普及に努めている。
福岡・大川家具工業会地域材開発部会 副部会長
株式会社ENsower 代表取締役
田中 智範Tanaka Tomonori
2016年に当組合の開発委員会(現在の地域材開発部会)委員長就任。早生広葉樹センダンを活用した「SENDANプロジェクト」、杉やヒノキなどの地域材を活用した「ふるさと家具プロジェクト」を企画立案し現在に至るまで地元自治体より当組合へ多数の受注実績を得ている。2023年8月(株)ENsowerを設立し、さまざまなご縁を大切に木工製品のデザイン企画設計を行いながら、福岡おもちゃ美術館と連携協定を取り交わし木育関連事業にも注力している。
地域のイベントで活用できる、国産材を使ったイベント什器シリーズ。ノックダウン式または折りたたみ式でコンパクトに収納することができます。ぜひ現地で手に取ってご覧ください。
EXHIBITIONは、1/15(水)~1/16(木)15:00まで展示しております。
大川産業会館で受付をされてから、隣の会場の大川市文化センターへお越しください。
2025年1月15日~16日
年に4回開催されている大川家具展示会の中でも最大規模の家具の展示会です。
国産広葉樹活用サミットと同時開催しておりますのでぜひ、足をお運びください。